現行モデルの インプレッサ・スポーツ 2.0i-S AWD を、買取専門業者につい先ごろ売却しました。乗り換え等で売却を考えておられる方には参考になるかと思い、売却価格を報告させていただきます。
なお、売却価格を左右する追加オプション品等の装備状況につきましては、以下に記す車両価格からご推察ください。
対象車両:2017年式 納車後約3ヶ月経過 走行距離は約5千km
車両価格:約340万円(車両本体と追加品等の定価合算額。値引きや諸経費等は含まず)
売却価格:約280万円
ちなみに、短期間で売却に至った理由をひと言で表すならば、“使い勝手”です。
インプレッサ現行モデルは、COTY受賞が物語っているように、良いクルマだとは思います。けれど残念ながら、私にとって使い勝手の良いクルマの要件とも言える以下の点を、インプレッサは備えていませんでした。
・発進時の出足の良さ。
・走りのモードを運転者の好みでカスタマイズし、それを記憶できる。
・電話を掛ける際に、本当の意味でハンズフリー。つまり、ハンドル上のボタンを一つ押した後は、声で相手先を指定して電話を掛けられる。
・ACCの速度設定は、時速114km(インプレッサの設定上限)を超えた値に設定可能。
・走行開始時に働く自動ドアロック。
・昼間でも明瞭なDayTimeRunningライト。
・全窓がオート。
・アームレストの位置&角度が調整可能。
・燃費の良さ。
・車体サイズがコンパクト。
今回の売却において、仮にインプレッサに乗り換えずにその前のクルマを乗り続けた場合との比較で、損得勘定を計算しますと以下のとおりです。
A:インプレッサ購入時の支払い額から、今回の売却額を差し引いた金額。
B:前のクルマを乗り続けた場合の支出(車検費用・延長補償払い戻し金の減額・車両売却金額の目減り等)。
A>Bなので、乗り換えて売却したことで損をしているわけですが、両者の差額は30万円ほど。少なくはない金額ですけれど、インプレッサを契機としてその間に得られたものからしますと、価値の有る使い方でした。